なんで涙が出てるのかわからないまま

涙が流れ続けて

鼻が詰まって息が苦しくて

既に目が痛くてとっても腫れてる

明日の朝後悔しようにも

自分が何に涙してるのかわからないんだから後悔のしようがない


なんかもうこのままだと私

地球上から存在しなくなっちゃうかなって

何となく思った




自分がたどり着いた現在地点が

思いもやらぬところで

でも乗りかかった船に降りることも出来ない

気がしている


そもそも船を降りたところで

ここに留まり続けたい訳ではないし

別段行きたいところもない

多分それが一番の問題


自分の行きたいところに

いつだって行けるんだって

信じたくて信じてやってきた

それが私の信念だった


がっかりさせたかな、と思ったあのとき

なによりもがっかりしたのは

自分自身だった



「どうしてそんなこと言うの?」

たまたま視線を向けた先でそんな表情を見た。

何でだろう、痛いほど分かってしまうその気持ちに、私の方が胸が痛かった



こんな気持ちさえ

貴重な財産なのだろうか